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古典的な理論やCAEによるシミュレーションを代替するAIを用いた次世代の設計手法の開発

古典的な理論やCAEによるシミュレーションを代替するAIを用いた次世代の設計手法の開発

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~船体防撓パネルの座屈固有値評価を一例に~

長崎総合科学大学 工学部工学科 船舶工学コース コース長・准教授 古野 弘志 様

現在、日本の造船業界は熾烈な国際競争にさらされており、コスト競争力の向上が急務である。このため、講演者はより船殻重量の軽い新しい船体構造の探索を目的として遺伝的アルゴリズムを用いた構造初期計画システムを開発してきた。このシステムは、僅か数時間の間で500 万ケースを超える設計案の中から軽量な設計案を探索するため、船体強度などの制約条件評価に有限要素法を用いることは時間的な制約により困難である。

本研究では、船体構造の座屈強度評価に着目し、船体防撓パネルの弾性座屈挙動をオイラーの弾性座屈理論を拡張した(SSEM.SPBuck)とHyperWorks / Optistruct 用いて大略的に把握し、より高速に船体防撓パネルの弾性座屈強度を推定できるサロゲートモデル(AISSEM.SPBuck)を開発したので紹介する。

ATC Japan 2025

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